司法書士の陸前高田での活動

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あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。さて、本日は去年の12月21日22日にかけて茨城県ないの司法書士4名で被災地岩手県陸前高田に相談会に行ってまいりました。私の事務所のある利根町も震災当時は電気、水道等のインフラがストップして近くの中学校に給水車がくると私たちはポリタンクに水をもらいにいきました。茨城県も大きな被害がありましたが陸前高田はご存知のとおり津波の被害もあった地域です。今尚、町の中心地は東日本大震災による爪痕を感じる状態でした。そのような状況の中、今回私たち司法書士の活動内容は仮設住宅に住んでいるかた一人一人を訪問し、実際、今困っている事はないですか?等のお話をさせて頂きその内容を我々が司法書士会に報告するという活動です。私の所属している茨城司法書士会は岩手司法書士会の皆様と定期的に岩手県陸前高田にて上記活動をしています。実際陸前高田に行くまでは仮設住宅一軒一軒をノックして訪問する事はいかがなものか?という疑問は少なからず私の中にありました。しかし、実際現地に行ってみて率直な感想は陸前高田の皆様に「ありがとうございます。」「お疲れ様です」と、言って頂きとても暖かくお話しをしていただく事が出来ました。その中で陸前高田の皆様が一番訴えていたのは様々な法律的な問題よりも進まない高台移転や補助金についての行政の対応についてでした。今回参加させて頂くに際して出来る限りの準備をしたつもりでしたが、実際は被災地の方々の抱えている深刻な問題を何一つ解決する事が出来ず正直、とても不甲斐ない気持ちにもなりました。しかし、何か1%でも被災地の方のお役にたてるのであれば司法書士として又一個人として今後も色々な形で復興支援活動に携わっていきます。

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